■ ID | 260 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 土壌を用いたヒ素含有浸出水の浄化に関する基礎研究 |
■ 著者 | 川嵜幹生
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第25回全国都市清掃研究・事例発表会、平成16年2月6日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究は浸出水の漏出等緊急時対策型の環境保全技術の一つとして、土壌を用いたヒ素含有浸出水中のヒ素の捕捉に関する検討を行った。実験は県内外から採取した5種類の土壌(4種類の火山灰土壌及び沖積土壌)及び最終処分場から採取した浸出水にヒ素標準溶液を添加したヒ素含有浸出水を用いて行った。
火山灰土壌は沖積土壌より高いヒ素捕捉率を示した。土壌によってヒ素捕捉プロファイルは異なっているが、捕捉効率の高い火山灰土壌を用いた場合、捕捉率の変曲点は2.3mg-As/g-soilであった。また、火山灰土壌を用いた場合、効率的なヒ素の捕捉(90%以上の捕捉率)とともに高いTOC除去(60〜80%)が観察された。これらの検討からヒ素含有浸出水の浄化に土壌を適用する場合、沖積土壌よりも火山灰土壌の方が有効であることがわかった。 |
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